バンコクからシェムリアップへのバスの旅

投稿者: | 2004年8月5日
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はじめに

2004年8月にバンコクからホーチミンまでバスで旅した際の日記です。

バスチケットの購入について

シェムリアップ行きのバスチケットはバンコクにある多くのゲストハウスで購入できますが、私はカオサン通りにあるバイオンビル内のPOM&RICKY SERVICEで購入しました。(POM&RICKY SERVICEは、有名店「森さんの旅行会社」の向かいにあり、店員は日本人が多かったです。)バイオンビル内には日本人スタッフの多い旅行代理店が集まっていて、どの店で購入しても多分同じバスになると思います。料金は550Baht(約1500円)でした。

バンコク → アランヤプラテート

出発当日の朝6:30、バイオンビル前に集合。日本人スタッフの多い旅行会社でチケットを取得したからなのか、 バスの乗客は日本人が多かったです。

国境付近のレストラン

タイカンボジア国境付近には10:30頃に到着しますが、レストランで2時間ほど休憩させられます。この間にビザを取得代行してくれるのですが、1350Bahtかかります。バンコクの大使館・旅行代理店・ゲストハウスでは 950-1000Bahtで取得できます。私はゲストハウスでビザを取得済みでしたので、無駄な待ち時間でした。

 
05-02-pickuptrackそこから写真のようなピックアップトラックに乗り換えてアランヤプラテートの国境まで移動します。
 
アランヤプラテート
アランヤプラテートでピックアップトラックから降りて、出国、入国手続きに向かいます。
 

タイ出国、カンボジア入国

タイ側から見た国境写真の門を越えればカンボジアです。
 
カンボジア入国して出たところカンボジアに入った途端、タイ側とは明らかに空気が変わります。
 
国境の町、カンボジアのポイペト入国すると、写真右の方に見える売店に案内され、30分から1時間ほどバスを待ちます。
 

カンボジア ポイペト~シェムリアップへの道

バス到着

 

ようやくバスが到着して、13時半~14時頃に出発。バンコクからカンボジア国境の移動の際に一緒だったバスの乗客は、バス待ちの間に再度グループ分けされ、新たなバスに配分されます。 私の乗ったバスは欧米人だらけでした。
 
市街地
市街地が続くうちは整備された道です。
 
郊外
しばらく進むとでこぼこ道になり、バスは激しく揺れるようになってきました。また、道も混み始めました。たまに横転したバスを目撃します…。そして、高床式の住居や、水牛、茶色い泥の池で泳ぐ子供達など、幹線道路沿いとは思えない光景が続きます。
 

高床式住居

高床式住居に車というアンマッチな風景

 

車窓から2このような山間地帯も通ります。

 
スコールスコールが降り始めました。赤土の道なので、道がぐちゃぐちゃになって揺れが更にひどくなるのではないかと、不安になりました。
 
スコール後しばらくしてスコールは止みましたが、道は想像以上に大変なことになっています。バスは時速20kmぐらいでゆっくり、慎重に道に出来た穴を迂回しながら進んでいきますが、全く避け切れていません。ひどい時には50cmぐらい体が宙に浮いて、天井に頭をぶつけそうになります。乗客たちも最初のうちは歓声をあげていましたが、徐々に静かになっていきました…。
 
つり橋横に柵の無い恐怖のつり橋を通ります。落ちたらただでは済まないでしょう…。横転したバスをたびたび見かけたので、不安が募ります。
 

シェムリアップ到着

バスは2回ほど休憩し、シェムリアップのゲストハウスには夜の21時から22時に到着しました。バンコクからシェムリアップ間では、食事やバス待ちも入れると計5回も休憩がありました。これには、わざと夜遅くに着いて移動を困難にさせて、仕方なく到着地のゲストハウスに泊まらせようという意図があるらしいです。旅行代理店のスタッフからは、そこに泊まらなくてもOKと聞いていましたので、別のゲストハウスまで行って欲しいと言ったところ、バスガイドから激しく指定のゲストハウスに泊まるように要求されました。隣に座っていたロシア人と一緒になって頑なに拒否をしていたら、最後はカンボジア人10人ぐらいに囲まれてしまいました。結局、偶然通りかかったトゥクトゥクに乗って脱出しました。

アンケート

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