はじめに
2005年8月にバンコクからラオスとカンボジアの国境付近にあるコーンパペーンの滝まで旅した際の日記です。
ドンムアン空港到着
ドンムアン空港に到着したのは夜10時でした。今回はラオスに行きたいという以上のことは決めていなかったので、空港内のタイ航空で話を聞いてみたところ、ウボンラチャタニ行きの航空券に空きがあり安かったため往復で購入し、ウボンラチャタニから陸路で南ラオスに行くことに決めました。。
ウボンラチャタニ行きの便は翌日の朝6:35発でしたので、ドンムアン空港内のベンチで仮眠を取りました。
ウボンラチャタニからチョンメック(タイ側の国境の町)へ
早朝の飛行機でバンコクからウボンラチャタニまで移動しました。ウボンラチャタニからは全てバスでの移動になります。
ウボンラチャタニの次の目的地は、ピブーンマンサハーンです。ウボンラチャタニの空港から市内のバスターミナルへ移動します。
バスターミナルに着くと、「ピブーン」と叫んでいるバスの運転手がいたので、値段を聞いて(30バーツ)乗り込みました。乗客の出入りは少なく、たまに私1人になることもありました。
1時間ほどしてピブーンマンサハーンに到着したら、すぐに国境のチョンメック行きバスに乗り換えます。ウボンラチャタニからピブーンマンサハーンまでと同じく30バーツで1時間程度乗車し、バスは国境直前ではなく、少し郊外に止まりました。国境までの距離が分からなかったのですが、群がってきたトゥクトゥクに聞いてみたところ5バーツでしたので、迷わず乗車して国境まで移動しました。
タイ・ラオス国境越え
国境ではイミグレーションの場所がよく分からずに、気付いたらタイのイミグレーションもラオスのイミグレーションも過ぎていました。写真はタイ側から見た国境です。
ラオス国内のバスターミナルまで不法入国してしまったので、急いでラオス側の国境まで戻ってイミグレーションを探し、ビザを発給してもらいました。国境でビザが取得できるか不安でしたが、無事取得できました。正確な値段は忘れてしまいましたが、1500バーツ+日曜日ということでいくらかとられました。それにしても外国人旅行者と全く出会わないのはなぜでしょうか。ちなみに2010年現在はビザは不要です。
ワンタオ(ラオス側の国境の町)からパクセへ
次は、バスでパクセまで移動します。国境をしばらく道なりに進むと、左手にバスターミナルがあります。バスターミナルでは、すでにバスが現地民で缶詰のような状態になっていました。その手前にはタクシーがいたのですが、ビザ代を考えずに入国したこともあり、タクシー代(200バーツ)はなく、バス代(40バーツ)でギリギリの状況でした。ドルはもっと持っていたのですが、国境では使えませんでした。諦めてバスに乗ると、なぜか椅子が1席空いていたので急いで座りました。以降の乗客はバス入り口の階段に立ち乗車で、とても辛そうでした。ラオスのバスは1人でも多く乗せるために、乗客がそろってから出発すると聞いてはいましたが、どれだけ乗せれば気が済むのかというぐらい乗客を詰め込み、ようやく出発しました。
バスはのどかな道をひたすら進んでいきます。風景は日本の田舎と似ており、懐かしい感じがします。道路沿いには様々な動物が放し飼い(野生?)になっており、江戸時代の日本はこんな感じだったのかなあと感慨深くなりました。
パクセ到着
バスはパクセ郊外に停車しました。ラオス第二の人口と地球の歩き方に書いてありますが、人はほとんど歩いていません。バイタクをつかまえてパクセ中心地まで移動します(0.5$でした。ちなみにパクセではドルが使えました)。それにしても、ラオス人は非常に腰が低くて好印象です。
昨日は空港泊、今日は移動の連続で疲れのピークでしたので、早く寝たい一心で適当なホテルに泊まり眠りにつきました。