はじめに
2005年にニューデリーからコルカタまで鉄道で旅した時の日記です。
アーグラカント駅から安宿街へ
アーグラカント駅に着いたのが14:30と早かったこともあり、安宿街に向かう道を少し歩いてみることにしました。
駅を出るや否や、オートリキシャとサイクルリキシャがしつこく付いて来ました。このリキシャ達のしつこさは尋常ではなく、2kmでも3kmでも付いてきます。リキシャの猛攻を受けながら牛の糞を避けることにも気をつけなければならず、疲れが溜まる一方です。たくさんのリキシャを断りつづけているうちに、絶対リキシャには乗らないと意地をはってしまい、その結果、安宿街まで6キロぐらい歩く羽目になってしまいました。とはいえ、混沌度合いはデリー以上で、楽しい道中でした。
まずびっくりしたのは、犬と牛の多さです。犬はこのようにたむろしていることが多く、夜は危険なのであまり出歩かないほうがよさそうです。
神聖な牛にこのような行為をさせないで欲しいものです。
地球の歩き方にも載っていない道をひたすら歩きつづけ、ようやく安宿街に到着。疲れていたこともあり、SunriseHotelという中級クラスのホテルにチェックインしました(Wroomで22$)。
室内の様子です。
タージマハール
まだ時間が早かったため、その日のうちにタージマハールに行くことにしました。
安宿街からタージマハールまではオートリキシャで30Rsでした。
タージマハールの入口です。入場料は750Rsで、インドの物価を考えるととんでもない額です(日本円で2000円)。ただの建物だと甘く見ていたので入るか迷ってしまいました。
セキュリティチェックもあります。何か取られないかと冷や冷やしましたが、大丈夫でした。
門の向こうにタージマハールがうっすら見えます。
タージマハールが見えました。入口からモスクまでの距離の近さもあって、あまりの大きさに息を飲みました。迷いましたが入場して良かったと思える代物です。
写真でよく見る光景です。大きさがいまいち伝わりづらいですが、とても大きいです。
その後、タージマハール裏にあるカレー屋に行きました。インドのカレーに外れは無いと思いきや、ここはまずかった。
帰り道に通る公園はすでに暗くなっていました。タージマハールから外の通りまでは犬や猿が多く、昔タオ島で犬に追いかけられた忌まわしき記憶が蘇ります。ちなみに今回の旅では、犬対策として「伸びるボールペン」を持ってきたのに、行きのエアーインディアの飛行機内で無くしてしまったので、完全に無防備でした。正直生きた心地がしませんでした。夕方以降のアーグラの徒歩は危険なので気を付けましょう。
アーグラ城
翌日、列車の出発時間の20時まで時間があるため、SunriseHotelに20Rsを渡して荷物を置かせてもらい、アーグラ城へ行って来ました。
SunriseHotelに頼んでオートリキシャを読んでもらいました(30Rs)。このオートリキシャは明らかに壊れていて不安です。謎の紐を引っ張ってエンジンをかけていました。
オートリキシャでアーグラ城に向かう途中の道です。ピザハットを発見し、思わず寄り道してしまいました。220Rsもしましたが、カレー漬けでしたので選んで大正解でした。
アーグラ城の外観です。
アーグラ城の内部です。
アーグラ城自体は大した所ではありませんでしたが、アーグラ城から見えるタージマハールは壮大でとても素晴らしかったです。遠くから見てもでかいですね。
アーグラ城の中でインド人の若者達と仲良くなり、写真を撮るようにせがまれました。なぜか、とても神々しく撮れました(加工はしていません。)
アーグラ城観光後、一度SunriseHotelに戻って荷物を受け取り、ホテル近くの売店の電話からジェットエアウェイズに、コルカタからニューデリーに帰るためのリコンファームの電話を入れました(33Rs)。そしてその後、ラジャキマンディ駅へとオートリキシャで向かいました(70Rs)。