はじめに
nucleus forumに説明されている機能を以下に引用します。
ヘッダ周りの処理を一括して行う強力なプラグインです. 主に SEO に適した機能を提供しています.
現在, 次の機能に対応しています. いずれも任意で使用・不使用を設定可能です.
* Last-Modified や ETag といった生 HTTP ヘッダの出力.
* 条件付き GET (Conditional GET) に対応.
* 一部の検索エンジンがウェブサイト検索用の情報として用いる各種 meta 要素 (Keywords, Classification, Rating, Doc-Class, Revisit-After, Robots など) の出力.
* アイテムごとの検索語 (Keywords) 設定. 本文に対して形態素解析を行い, 特徴語を自動的に抽出 (bulkfeeds の API を使用) することも可能.
* 更新時刻情報受け渡しデータ仕様 LIRS (v2.1 の仕様に準拠) の出力.
* ページをブラウザにキャッシュさせないための特殊なヘッダの出力.
条件付きGETにより、前回アクセスした際からコンテンツが未更新の場合はローカルのキャッシュを参照させることができるため、負荷軽減・速度向上・トラフィック削減といった効果が期待できます。
プラグインのインストール
funktor.orgさんのサイトからダウンロードしてきた「np_header-2.02.tar.tar」を解凍し、フォルダの中身を /var/www/example/nucleus/plugins/にアップロードし、管理画面のプラグイン管理からインストールします。
プラグインの設定
特に設定することはありませんが、アイテムごとの編集画面にHeaderという項目が追加され、description、keywords、languageが追加可能となります。
このうち、languageについてはデフォルトでenになっているため、以下の通り修正しておきます。
# vi /var/www/example/nucleus/plugins/NP_Header.php$this->createBlogOption('language', 'Default language (ISO 639 language codes)', 'text', 'en');$this->createBlogOption('language', 'Default language (ISO 639 language codes)', 'text', 'ja');