景洪からモンラーへのバスの旅

投稿者: | 2009年9月7日
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はじめに

麗江を観光した後、景洪(西双版納、シーサンパンナ)まで飛行機で移動して、モンラー、国境越え、ウドムサイ、ルアンパバーンとバスで旅した際の日記です。

版納バスターミナル

版納バスターミナルには17:50頃到着しました。バスを降りた場所が悪く、少し歩くことになりましたが、地球の歩き方によると18:00までの営業なので、ぎりぎりセーフでした。

ラオスのウドムサイまで国際バスがあればラッキーと思い、メモ帳にウドムサイを漢字で書いた「母賽、孟力賽」の文字を見せると、中国側の孟力腊(モンラー)行きしかないとのこと。でもモンラー行きであれば、今日の18:00、18:20発があり、まだ間に合うということが判明しました。

景洪の雰囲気も分かったし、これから宿を探して明日で直すよりも、このままモンラーまで向かってしまおうという考えが頭をよぎります。しかしその一方、地球の歩き方によればモンラーまで5時間かかるとあり、雲南省の田舎町に23:00着ということになり、宿や治安などが少し不安ではあります。

数分間悩みましたが、どうしても景洪で1日潰す気になれず、やはり行くことにしました(39元)。

※後から聞いた話では、シーサンパンナには郊外に少数民族の村があったようでしたので、少し後悔しました。

景洪からモンラーへ

版納バスターミナル

バスターミナル内の様子です。バスの上部に漢字で行き先が書いてあるため、これを手がかりにバスに乗り込みます。

 
バスの中の様子

バスは汚く、とても狭かったのですが、道は非常に整っていたので、途中で休憩があったにも関わらず21:00にはモンラーに到着しました。地球の歩き方では5時間とありましたが、3時間弱の道のりでした。

 

モンラー

モンラーバスターミナルにてバスを降り、そのまま地球の歩き方に載っていた錦繍ホテルまで数百メートル歩いていきます。

モンラーは街灯が少ないからか、町全体がとても暗かったです。また非常に湿度が高く、中国というよりはもはや東南アジアです。

到着したのが21:00で大通り沿いの店舗が開いていたため良かったですが、到着が遅くなり店舗が閉まっていたら真っ暗だったかもしれません。また、実際のところは分かりませんが、雰囲気的にはカンボジアのプノンペンのように、少し治安の悪そうな印象を受けましたので、深夜に到着するのは避けた方が良いかもしれません。

錦繍ホテル

とりあえず地球の歩き方に載っていた一番高い錦繍ホテル(といっても120元=2000円弱)に泊まることにしました。このホテル、星無しにしては広く、部屋もそれなりにきれいで、セキュリティもしっかりしてそうでした。ただし水周りは難有りです。お湯が出ず、水も勢いもありませんでした。

ホテルでチェックインしていると、ポーランド人とドイツ人のバックパッカーが話しかけてきました。どうやらATMでお金が降ろせなかったらしく、手はないかフロントに聞きたいのに英語が通じないので、漢字で伝えて欲しいとのことでした。やってあげたのですが、やはりATMは無いということで、諦めてホテルを出て行きました。ちなみに私も一度麗江で、Cashカードでお金が下ろせるかためしたのですが、駄目でした。

雲南省は他のアジア諸国と比較して旅行者向けの環境が整っておらず、非常に旅行し辛いところでした。現金を多めに持ってきて、かつ漢字がかけて良かったです。

過酷な日程だったこともありますが、雲南省は癒しを求めにやってきたサラリーマンには厳しいところでした。その分、明日入ることになるラオスへの期待が膨らみます。

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