はじめに
2005年3月にモロッコ、スペイン、ポルトガル、フランスを陸路で旅した際の日記です。
オリエンテ~マドリード
朝の9時頃チェックアウトして「i」へ行き、マドリードへの行き方を尋ねてみると、オリエンテ駅にあるAUTORES社から行けると教えてくれました。10時半発のマドリード行があると言われたので急いでオリエンテへ向かったのですが、AUTORES社の売場が見当たらず。仕方なくEUROLINE社に聞いてみましたが夜発しかないと言われたため、AUTORES社を必死で探したところ、2階にありました。マドリード行きのバスが来ていたので、そのまま飛び乗りました。そして夜の8時~9時頃にマドリッドに到着しました。
マドリード
泊まるお金が惜しいので、次のバルセロナ行のバスの場所を「i」で聞いてみると、アベニーダアメリカ駅にあると教えてくれました。そこで地下鉄でアベニーダアメリカへ行き、ALSA社でバスチケットを24ユーロにて購入しました。出発まで少し時間があったので周辺を歩いてみましたが、マドリードは首絞め強盗が出るという噂を聞いていたので警戒しながらの観光になってしまい、あまり楽しめませんでした。
マドリード~バルセロナ
バスは23時に出発し、翌朝の6時半にバルセロナに到着しました。
お金が無いから仕方ないとは言え、バスの移動もそろそろ厳しくなってきました。ヨーロッパの貧乏旅行は非常に体力を消耗します。
バルセロナ
どこに泊まればよいのか皆目検討もつかないので、とりあえず一番有名なランブラス通りのカタルーニャ駅へと向かってみました。ホテルはちらほらと見つかりましたので、早朝ではありますが手当たり次第にベルを鳴らして回りました。でも、どこのホテルも出てくれません。途方に暮れていると、一人のおじさんが寄ってきて、近くのホテルを紹介してくれました。そこは40ユーロもする上にバストイレが付いていなかったのですが、ランブラス通り沿いだから仕方ないのかもしれません。しかし他のホテルを探す気力はもはや無く、そこに決めることにしました。
疲労の限界でしたが、サグラダファミリアを早く見たいという衝動にかられ、荷物を置いてすぐに向かうことにしました。
街中に突然現れるサグラダファミリアに期待していた以上の衝撃を受けました。
新しいサグラダファミリアと古いサグラダファミリアが隣りあって建っていました。写真は新しい方のサグラダファミリアです。
古い方は表面の風化具合が建物の形とマッチして非常に趣があります。
古い方の入り口です。
このような螺旋階段を登っていきます(エレベータもあるそうですが気づきませんでした)
サグラダファミリアから見るバルセロナの風景です。